コピーライターの左ポケット

左のポケットからは
思いがけないものがでてきます
役に立たないけれど捨てられない
自分にだけたいせつなものです

「コピーライターの左ポケット」は
RADIO BERRY-76.4☆FM栃木の
日曜日22時からの番組「柴草玲のイヌラジ」の
小さなコーナーでした
コピーライターがストーリーを書き
柴草玲さんが音楽をつけながら朗読をしてくださり
5年の長きにわたって続けることができました
番組の最終回は2015年3月29日でした
お聴きくださった皆さま、このサイトを訪問してくださった皆さま
ありがとうございました

なお、原稿と音声のみをご覧になりたいかたは
裏ポケットへどうぞ ↓
http://02pk.seesaa.net/



2014年07月03日

笹沼さん、おめでとう!

中山さんはいつだって突然だ。
この前の土曜日もそうだった。
突然、昼過ぎにメールが送ってきて、
タイトルには「笹沼さん結婚式写真」とあるだけで、
本分はなし。写真の添付のみ。

sasanuma_3.jpg

笹沼さんは、元々栃木FMにいた女性で、
柴草玲さんの番組を担当していて、
このポケット社は柴草さんの番組の1コーナーであるから、
笹沼さんとはそういった関係で4、5年前からの付き合いだ。
でも、おととし、栃木FMを辞め、
旦那さんの故郷である青森は八戸に行ってしまった。
そのとき柴草さんと中山さんとぼくとで小さな送別会を開いた。
笹沼さんの姿を見たのはその夜以来だった。
しかも、ウェディングドレス姿だったから、
ぼくは写真を見てけっこう驚いた。
どうやら土曜日は笹沼さんの結婚披露宴だったらしい。
招待された中山さんは、
頼まれてもないのに使命感にかられたみたいで、
その会場からどんどん写真を送ってきた。
中山さんは突然なだけでなく頻繁なのだ。

こんなのや。地酒コーナーらしい。

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こんなのや。洋酒コーナーらしい。

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このなのも。ステーキコーナーらしい。

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思うに。
きっと八戸の披露宴会場では、
スマフォを持って精力的に動き回る中山さんを見つけた
他の出席者の方々のあいだで、
以下のようなやり取りがあったのではないだろうか。

「オノヨーコみたいな人が披露宴そっちのけで、
 写真撮りまくってメールしてるよ」
「失礼なオノヨーコだね。注意しておいでよ」
「世界のオノヨーコに注意できるのはジョンレノンくらいだよ」
「じゃあ恐山行っておいでよ」
「イタコかい?」

そしてその一時間後、披露宴会場の片隅で再会を果たした、
オノヨーコ似の中山さんとイタコのジョンレノンは、
成り行きで夫婦漫才を行ったとも考えられる。

ジョン ジョンレノンです。
ヨーコ オノヨーコです。
二人  2人合わせて、イマジンです。
ジョン 久しぶりですね。ぼくが凶弾に倒れて以来ですから、
    30年ぶりくらいですか?
ヨーコ もうそんなになりますか。あれは痛かったですか?
ジョン そりゃ痛いよ。死ぬかと思ったよ。
ヨーコ いや、死んだから! たしかに死んだから!
ジョン こんな感じでね、死に別れてもなお2人の息はピッタリ。
    これが夫婦なんですね。
ヨーコ 先輩夫婦として、これから家族を作り上げていく
    新しい夫婦にむけてなにかありますか?
ジョン じゃあ結婚生活に必要な3つの袋の話をしようかな。
ヨーコ いいですね。結婚式のスピーチっぽい。ひとつ目は?
ジョン ひとつ目は、給料袋。
ヨーコ それは大事。いくら愛があっても、
    お腹はふくれませんからね。じゃあ二つ目は?
ジョン えー堪忍袋です。
ヨーコ 結婚から3年もすれば、
    お互い我慢が必要になってきますからね。
    はい、じゃあ最後、三つ目は?
ジョン 池袋。
ヨーコ ジョン。それ弱い。オチとしてそれじゃ弱いよ。
    しかも、ここ青森だから。ね。ジョン。
    東京の地名出しても、みんなぽかーんとしてる。
ジョン じゃあ東池袋。
ヨーコ いっしょです。ジョン。あんたまた撃たれたいの?
ジョン すみませんまさお。
ヨーコ ばかやろう! どうすんのこの空気? 千昌夫にも謝れよ。
ジョン じゃあ、歌います。
ヨーコ 歌ってごまかすの? まあジョンレノンだからいいか。
    で、なに歌う? 
    イマジン? イエスタデイ? レットイットビー?
ジョン コブクロで蕾。
ヨーコ それが三つめの袋かい! もういいわ!
二人  ありがとうございました!

まばらな拍手が鳴り止んだあと、
ステージには柴草玲さんがあがったそうだ。

shibakusa_1.jpg

へんな歌うたわないといいけど、と中山さんは思ったらしい。
せめて「さげまんのタンゴ」はやめて、と中山さんは願ったらしい。
すると柴草さんは「イカの歌」というのを歌ったそうだ。
なんかもうみんな自由だな。
笹沼さん側はいいとして相手側の親族が、
イタコと漫才するコピーライターを見て、
イカの心情を歌い上げるミュージシャンを見て、
なにを思ったのかは心配だけど、
楽しい披露宴だったのだろうということが写真からはうかがえる。
よかったですねえ。笹沼さん。
おめでとうございます。笹沼さん。
末永くお幸せに。笹沼さん。(う)
posted by ポケット社 at 13:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | ポケット社通信 | 編集 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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